皆さんはTotal Warシリーズをご存知だろうか。
海外のゲームをよくやる人は恐らく知っているだろうこのシリーズ
簡単に言うと
CivとAOEを混ぜたような本格的なシミュレーションゲームである
内政はCivのようなターン制
戦争はAOEのようなRTSになっている面白いゲームだ。
ある時はローマが、ギリシャ神話が、三国志が
そしてなぜか日本のSteamで買えない戦国時代がモデルとなり
大陸を統一したり、目標を達成したりするゲームなのだが…
今作は少し違う。WARHAMMERという世界が舞台なのだ。
WARHAMMERの話をすると恐らくこの記事が終わらないので、
まずは何も言わずに3分で終わるトレーラーを見て欲しい。
そう、今回は様々な種族が化け物共と戦う話なのだ
プレイヤーは貧弱な人間を使っても良いし、
差別主義者のハイエルフや引きこもりのウッドエルフを使っても良い。
または片手にはメンヘラノートを常に持っているドワーフを使ってもOKだ。
勿論この動画に出ている種族は大体使える(DLC)
オーク、ゴブリン、ヴァンパイア、ミイラ、ダークエルフ、ネズミ…
羽の生えた化け物、なんか半分動物の化け物で世界を破壊するもヨシ!
DLCが全然無くても、
割と色んな種族で世界を救ったり破壊したりできるぞ!
さぁ!皆も世界の事なんてほっといて、
呪われし吸血鬼海賊団で伝説の海獣を殺す冒険に出よう!
私の推しDLCの宣伝も終わったところで…。
このゲームはどんなゲームか、またいつものTotal Warと何が違うのか
ほんの少し紹介しよう!
ちなみにWARHAMMERの説明については、私がそこまで詳しくないのと
調べたら終わらなさそうだったので今回は割愛する。
昔からあるボードゲームで、
様々な英雄たちがそれぞれの陣営に分かれて戦う位しか俺も分からん!
恐らく詳しい人からするとこの認識も間違っているが…
Total War: WARHAMMERは分からなくても楽しい!
あと色々と設定が多くて楽しい!!!
詳しくは、君の目で確かめてくれ!
それではTotal War: WARHAMMERの話に戻ろう。
種族の多さ
このゲーム、先述した通りもの凄い数の種族がある
Total War: WARHAMMERは1と2と3が出ているのだが、
全部買って全種族使おうとするとアホみたいに時間が無くなる
だが、それぞれの種族に特徴があり一通りやってみたくなる魅力がある!
普通の人間族だと、交易品を作ってチマチマ売った金で軍団を作る形になる
そこそこ強い雑魚で足止めしてる間に騎兵を突撃させたり、
戦車で相手の強そうな兵隊を攻撃したり、鉄砲撃ったりロケット撃ったり
そこそこ強い魔法で敵ユニットを壊滅させたり…
まぁ所謂、よくある器用貧乏なのだが
例えば私の推しの吸血鬼海賊団だが、
戦争で荒らした街に海賊の拠点を作り、そこで金銭を生み出したり、
宝島を荒らしたりしてアホ程稼いだ金で軍団を作る形になります。
こいつ等は普通のヴァンパイアには無い重火器での遠距離狙撃ができたり
難破船でできたデカいトランスフォーマーみたいな奴が全てひき殺したり
なぜかバカデカいヤドカリ?に乗って盾役したり…見てるだけでも面白い。
特別な軍団長だと、その軍団長の所有する海賊船が重要拠点の役割を持ったりする。イメージとしてはさながら動く街である。
こんな感じで
その陣営にしかない特徴、研究、軍ユニット、内政方法が全ての種族にある
これが人生崩壊ゲームの所以である。
種族の多さはそのまま異なるプレイ体験の数になるのだ!
だからこそ、
プレイヤーがやりたい戦い方をド派手に叶えてくれる勢力が必ずある
弓チクしたいならエルフ使えばいいし、
屈強な戦士で敵を蹴散らしたいならドワーフを使えばいい
戦闘に勝ってるといつの間にかユニットが倍になるオークやゴブリンで
押しつぶしてもいい
そんな関係ない大規模戦闘で出た死者を利用して軍団を作るヴァンパイアに
いつの間にか前衛が崩壊しているミイラ、
敵拠点を蹂躙し住民を奴隷にし、経済を回すダークエルフに
コソコソと核爆弾を作ってるネズミはかわいい。
これを全てやってもまだまだ陣営があるゲーム
まだまだ新しい体験ができるゲームなのだ。
私はもうすぐ1000時間近く溶かしている。
行政書士か宅建士になれる時間を、君も今すぐ無駄にしよう!
派手さ
そう、このゲームの戦闘はド派手なのである。
剣と魔法と科学の世界だからエフェクトがキレイというのもあるが…
このゲーム、種族によってユニットの大きさが全然ちがうのである。
種族の中でも攻城兵器がデカいのは勿論の事、
トロル・ドラゴン・グリフィン・ペガサス…などなどが一緒に戦うのだ。
まさしく最初のトレーラーのような絵がゲームの中に出てくる。
これが他のTotal Warシリーズと比べても本当に抜きんでて楽しい。
まぁ、基本人間しかでてこない絵に比べて
絵の華やかさという面では比べようもない感じはするが…
綺麗に戦えると本当に様になって、さながら映画なので
ぜひ実況動画等を見て欲しい。
大量のゴブリンに降り注ぐ火の魔法、敵の攻城兵器へ突撃する騎兵
それでも突破してくるオークやトロルに必死になって抵抗し死んでいく槍兵
敵味方の軍団長は近くの雑魚を吹っ飛ばしながら互いに殴り合い
逃走する敵軍団長を重火器で射殺する。あーすき。
戦闘のリプレイ機能もあるから、いつでも見直して綺麗なSSが撮れるぞ!!
お気に入りのシーンを眺めてニヤニヤしよう!!!
世界観の良さ
今作の舞台はWARHAMMER
このゲームに出てくる種族やユニークロードの設定は正しく底なしである。
無限に出てくる。本当に、無限に出てくる。
全部紹介したいけど、正直書きたくない。
しかし全く紹介しないのも魅力を伝えられないので、
意訳と抜粋をしながら…
面白いエシン氏族の始まりの物語をひとつピックアップして紹介しよう!
エシン氏族(DLC)
東を目指して進むように命じられたネズミ達がトンネルを掘って東へ進んでいると、とある極東の島国と邂逅する。
「神聖なる太陽」として知られる半神的な皇帝を唯一の君主とし、
サムライロードが統治するその国は
様々なサムライとニンジャを従える武装国家だった。
サムライは最高の戦闘技術を持ち、
戦いで死ぬことを最高の栄誉だと考えている戦闘集団で、
ニンジャはサムライロードの家来の中でも強力な暗殺者であり、
敵を容赦なく殺害する死と影のエージェントであり、
また、白兵戦になれば変装を解き単独で敵の重要人物を攻撃するために
あらゆる道具・武器を使う戦闘集団だ。
この国は総合的に見て、帝国も脅威するほどの戦闘力を持ち、
戦争になるとサムライロードは軍馬、狛犬、そして麒麟に騎乗し
サムライ達と共に常に死力を尽くして戦い始める者たちであった。
かわいいネズミ達はこの国のニンジャ達から暗殺と隠密の技を学び、
芸術的な領域に昇華させたのち本国に帰還した彼らは、子々孫々へとその技術が受け継がれ「エシン氏族」という地位を確立させた。
はいもう面白いです。
年表とか書きたかったけど、無限に文字がかかるので無理です。
みんなお気に入りの種族・ユニークロードの設定を調べてみてね!!
最初にオススメする種族
Total War: WARHAMMER1 2 3全部購入し、
3のインモータルエンパイアというゲームモードの時に特に使いやすく、
DLC種族(勢力)外でオススメな種族をいくつか紹介します
ドワーフ族
カラズ=ア=カラク
勢力リーダー
ソルグリム・グラッジベアラー
ガチムチオッサンがひき潰す ドワーフ族です。
ドワーフ族の良い所はどの兵士も屈強で士気が高く、
布陣さえちゃんとすれば敵が勝手に突っ込んできて死んでいくところ。
そして、攻城兵器のカタパルトはこのゲームの中でもかなりの長射程で
敵に突っ込んで来させることを強制できるからです。
魔法が使えない代わりに、独自のルーンシステムがあり、
特別なアイテムの製造ができる事
メンヘラノート怨恨の書のクエストを進めると報酬がある事など
いろいろあります。
また拠点の近くの地形も敵が簡単に進軍してこない切り立った山の中であり
穴を掘って移動してくるオークやゴブリン、スケイブン(ネズミ)等に警戒すれば防衛も比較的容易である事もオススメできる理由になります。
悪い点があるとすれば、
ドワーフは足が短いため騎兵が使えず敵が敗走した後の追撃が難しい事
全体的に背が低いため基本歩兵とヘリコプター+攻城兵器になるので見栄えがあまり良くない事
全体的に軍の維持費が高く、ポンポンと軍団を作ると割と破産する事
…。このくらいでしょうか?
しかし、一番最初にこのゲームを覚えるのには最適な種族だと思います
ガチムチな殴り合いが好きな方には特にオススメです!
グリーンスキン族
グリムゴール・アードボーイズ
勢力リーダー
グリムゴール・アイアンハイド
オレ・オマエ・ナグル!ウォオオオ! オーク(グリーンスキン)です。
今更ですが、今までオークやゴブリンと言っていましたが
こいつらをまとめてグリーンスキンといいます。
しかし、
オークのユニットをメインにした場合とゴブリンのユニットをメインにした場合でゲーム性が少し変わってしまうため今回はオークだとさせてください。
オークの良い所はみんな頭悪くてみんな強い所。
歩兵が強いのは勿論の事ですが、なによりロードやヒーローがつよいつよい
恐らくこの世界で一番強いのではなかろうか…?
敵の部隊に突っ込んで一瞬で何人も吹っ飛ばす、まさしく爽快です。
そして、このゲームで王道の
攻城兵器、歩兵、弓兵、騎兵がすべて揃ってる事はもちろん、
デカいトロールやワイバーン、クソデカ蜘蛛になんかピョコピョコしてるマスコットキャラもいます! 軍勢を見ているだけで楽しい!オレラツヨイ!
またドワーフ族には使えない
なんとなくばっちい魔法も使えちゃいます!完璧!
なんか戦いに勝ち続けてると、勝ち馬に乗りたいオークやゴブリンが勝手についてくるけど、それはそれで楽しいのでヨシ!
質でも数でも蹂躙しよう!!
わるいところ
最初から作れるユニットは士気が低く、
一旦どこかが士気崩壊すると連鎖的に崩壊し、逃げ出してしまう事。
お前ら屈強な身体してるのにメンタルは雑魚なんだよな。ドワーフ見習え
あとはコイツらに当てられてプレイヤーもアホになるところ
どの勢力からも嫌われてるから交易収入が少ない事 おわり。
頭悪く全てを破壊したい人にオススメです。
ハイエルフ族
イーテイン
勢力リーダー
ティリオン
盾を構えて弓でチクチク、たまに魔法も放ちます。 ハイエルフです。
今までは兵士が皆筋肉だるま強かったですが、今回は違います。
適材適所で使い分ける。これが文明の力です。
あんな野蛮な者どもとは違うのです。
ハイエルフの良い所はユニットごとに明確な役割が存在する所
勿論、うえ2つの軍勢にも役割はありますが単体の力が強すぎてどうにかなってしまう事が多々あります。
でっかい盾を構えてたり、ゴツい鎧を着て前線を支えるユニット
やけに遠くまで届く魔法の矢を放つ遠隔ユニット
騎兵も戦車もちゃんと突撃できれば強い。
ハイエルフはどれだけ矢を撃ち続けられるかが勝負のカギとなり、
適当に突っ込ませるのではなく、ある程度考えながら戦う必要があります。
全体的に見た目が美しいのも、良い所かもしれません。
また内政も安定しており、交易で収入を確立させ
謀略によって他国との関係を改善し仲間を増やして戦えます。
多方面から攻められることも少なく、いい感じに戦える勢力です。
弱点があるとすれば、
弱い訳ではないのですが弓以外のユニットに攻撃力が少ない事でしょうか。
きちんと前線を構築し後ろから騎兵で突撃させなければ、
なかなかゴリゴリと殺す事が難しい種族でもあります。
ロードやヒーローが他に比べて脆い
攻撃力は高いのですが、蛮族うえ2つと比べるとやはり死にやすい。
うえがゴリラ過ぎる
特に魔術師は前線に出るといつの間にか死んでるので、
扱いには注意が必要です。
綺麗に戦いたい人はオススメです。
以上、オススメ種族でした。
あ?人族のエンパイアはどうしたって?
あいつら器用貧乏だし都市は守りづらいし初心者には向かない。
世界ぶっ殺し軍に立ち向かうのは人間では少し心もとないので
ある程度慣れたら使ってみよう。
というわけで今回はゲーム紹介記事でした。
ゲーム性ヨシ、見た目ヨシ、設定ヨシ な
Total War: WARHAMMERシリーズを皆も遊んでみてね!
あとがき
お久しぶりです。冬滝です。
6月9日に面白いゲーム紹介の記事を書いてほしいというリクエストを頂き
真っ先にこのゲームが思い浮かんだので書いてみています。
なにぶん初めての形なのでお見苦しいかもしれませんがご容赦ください。
EVEオンラインでは新しいアップデートがありましたが、
最近ポクヴェンで活動している私にとってはあまり関係が無いかなぁ…
と言う感じです。
CCPさん最近ジタが重いので軽くしてほしいです。
よろしくおねがいします。