創作

【小説執筆】大作を狙うのはやめておけ……一生書き上げられないぞ【自戒】

どうも、書い人(かいと)です。

作家志望歴16年目になりました。

今までにショートショート、短編、中編、長編と目指してきて、書いたり書けなかったり(結果としては、一通りは書いています)いろいろありました。

経験から書ける小説、書けない小説というのが(ある程度は)わかった気がするので、読者さんと共有したいと思います。

結論:時間があれば書けそう、は完成しない

時間があれば、

知識をもっと身につければ、

執筆レベル(技術)を高めれば、、、

これで(書くのは)無理です。

残念ながら。

よほどあなたが優秀だったり天才だったり、計画性のある人間だったら別なのかもしれませんが、ほとんどの人間には無理だと思います。

いわゆる大作(大作志望)ですね。

大作への対策:今ある実力だけで書けるものを狙う

長編でもできれば数ヶ月、お仕事などで忙しい場合でも半年くらいで書き上げられそうな(文庫本1冊、10万字を想定)内容を目指すのが良いと思います。

志を下げるというよりは、作家は今ある実力以上のものを書くのは不可能だという、現実的な話です(執筆しながら成長する場合もありますが。ドラゴンボールの悟空みたいですね……)。

非常に経験的、感覚的な話(センス・才能が必要)

自分の力量を正確に測るのは難しいですね。

小説投稿サイト(『小説家になろう』や『カクヨム』とか)で結果を出せた作品が既にあるのなら「この辺りが自分の実力なんだ」というのはわかってくると思います。

PV(閲覧数)が多くついた作品、そうでない作品。

自分が書きたい作品と、読者が求めているもののギャップ(ストレートに苦しい話ですね)などです。

あれこれ苦しんで、自分が今書けるギリギリの小説を書いていく(あるいは自分の実力から多少、レベルを下げて書く)ことが重要です。

執筆慣れに、自分の実力を推し量るセンス・勘を養(やしな)う必要があるので、普段から意識しておいて悪くないでしょう。

途中で(執筆が)辛くなったら

放っぽりだしていいんじゃないか、とは思います。

少なくとも、アマチュアの間は。

書こうと思ったけど無理だった小説、自分はダース単位であります。

(2ダース(24編)、3ダースを超えるかも……。)

プロになってから「ゴメン、これ先を書くのは無理だわー」っていうのはなるべく避けたほうが良いのは賢明な読者の皆様ならわかるはずです(様々な信頼に関わることでしょう)。

ただ、アマチュア作家はお金をもらっていないわけだし、「実力不足でしたすみません」で放置なり公開停止なりをすればいいだけです。

あんまり気にせず、最初のうちはガンガン書いていけば良いんじゃないのかな? と思いますね。

まとめ:すごい作品を書きたい気持ちはわかる。痛いほどに

志(こころざし)が高いことは素晴らしいです。

自分も、大作とか文学、芸術!! みたいなものを(かなり)目指していました。

基本はライトノベル的なんですが、とにかく皆から凄い!! と言われるものが書きたくてたまらなかったです。

ただ、そういった美意識に酔って思考や執筆が停止してしまったら元も子もありません。

自分の実力、口を悪くすればクソみたいな部分を正視して、客観的に「自分が書けるのはここまでだ」「でも、こういった工夫はできる」という風に意識をシフト(変更)していくのが重要だと思っています。

自分(そしてあなた)の、

才能

努力量(執筆量、人生経験)

現在の能力値

潜在的な成長性(将来性)

いろいろありますが、バランスを大事にして頑張ってください。

応援しています。

ありがとうございました!!

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