赤単は速攻? その幻想(イメージ)をぶっ壊す!!
どうも、書い人(かいと)です。
赤単といえば、あんまり土地を入れずに速攻で押し切るとか、あるいはゴブリンデッキが強いというのがある程度の経験者のイメージかもしれません。
↑みんな大好き(大嫌い)、上流階級のゴブリン、マクサス。
今回はそんな概念をぶち壊すべく、バランスの取れたマナコストのカードを採用したデッキを紹介していきたいと思います!!
インポート用データ
デッキ 4 マジック・ミサイル (AFR) 154 2 ケルドの炎 (DAR) 123 3 エンバレス城 (ELD) 239 18 山 (HBG) 304 4 ショック (STA) 44 2 A-黄金架のドラゴン (KHM) 139 2 朱地洞の族長、トーブラン (ELD) 147 4 義賊 (ELD) 138 2 切り離す一撃 (ELD) 144 4 砕骨の巨人 (ELD) 115 4 ギトゥの溶岩走り (DAR) 127 4 火柱 (JMP) 355 4 遁走する蒸気族 (GRN) 115 3 チャンドラの螺旋炎 (WAR) 120
基本的な動き
序盤
最優先で面倒なクリーチャー(有名どころなら、魂の管理人やラノワールのエルフとか)をバーン(火力・ダメージ)呪文で焼きます。
初期手札に遁走する蒸気族がいれば、なるべく早めに出したいです(中盤、終盤でマナに困りづらくなります)。
あなたが赤の呪文を唱えるたび、遁走する蒸気族の上に+1/+1カウンターが3個未満であった場合、遁走する蒸気族の上に+1/+1カウンターを1個置く。
遁走する蒸気族の上から+1/+1カウンターを3個取り除く:(赤)(赤)(赤)を加える。
条件を満たせば、ギトゥの溶岩走りはパワーアップし、義賊も速攻を初めから持ち、ライブラリートップのカードを奪えるなど、相手からすると厄介なクリーチャーになります。
到達、速攻
義賊が攻撃するたび、防御プレイヤーの手札にあるカードがあなたの手札にあるカードよりも多い場合、そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを追放する。あなたがならず者で攻撃したターンの間、あなたはそのカードを唱えてもよく、あなたはその呪文を唱えるために任意のマナを望む色のマナであるかのように支払ってもよい。
砕骨の巨人も、出来事の踏みつけ(赤の2マナ)共々、普通に強いです。
中盤
朱地洞の族長、トーブラン。
赤のトリプルシンボル・4マナのクリーチャー・ドワーフです(伝説なので、戦場に1枚までしか残せません)。
赤の発生源のダメージが+2されるので、単純な戦力強化の他に、
複数の対象を選ぶ、チャンドラの螺旋炎やマジックミサイルが大幅に強化されます!!
この呪文は打ち消されない。
クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つか2つか3つを対象とし、3点分をあなたの望むように割り振る。マジック・ミサイルはそれらにその割り振った点数のダメージを与える。
特にマジックミサイルは、対象を3つ選んだ場合は、計9点ダメージとなって非常に強力になります!!
黄金架のドラゴンで、マナ加速を行いつつ殴っていきましょう。
(下記テキスト↓↓はMTGアリーナの調整版です。カード画像のテキストと間違い探しができます^^)
飛行、速攻
黄金架のドラゴンが攻撃するたび、宝物トークン1つを生成する。
あなたがコントロールしている宝物は「(タップ),このアーティファクトを生け贄に捧げる:好きな色1色のマナ2点を加える。」を持つ。
終盤
クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤー、1つか2つか3つを対象とする。切り離す一撃はそれらに7点のダメージをあなたの望むように分割して与える。この呪文を唱えるために赤マナが7点以上支払われていたなら、代わりに、切り離す一撃はそれらのパーマネントやプレイヤーにそれぞれ7点のダメージを与える。
切り離す一撃。
このデッキでは、赤の7マナで唱えられます。
任意(好きな)の対象、最大3つにそれぞれ7点のダメージ(合計最大21点、トーブランがいれば27点ダメージ!)を与えられる、文字通りの『切り離す一撃』です。
コストが重く採用枚数も2枚ですが、エンドカード(トドメ用カード)としては極めて有用です。
打ち消されたりしないことを祈って、あるいは盤面を見計らって唱えてください。
その他のカード
エンバレス城。
クリーチャーのパワー修整を、インスタントタイミングで行えるレア土地(お城)になります。
起動には実質4マナがかかります、唱える呪文がないときには活用しましょう。
ケルドの炎。
(この英雄譚が出た際とあなたのドロー・ステップの後に、伝承カウンターを1個加える。IIIの後に、生け贄に捧げる。)
I ― あなたの手札を捨てる。
II ― カードを2枚引く。
III ― このターン、あなたがコントロールしている赤の発生源がパーマネントかプレイヤーにダメージを与えるなら、代わりに、それはそのパーマネントやプレイヤーに、その点数に2を足した点数のダメージを与える。
出したときに自分の手札を全て捨てるので、このカードが1枚だけのとき(手札が尽きているとき)に狙って出しましょう。
次の自分ターンの開始時に、通常ドローとは別に2枚のカードをライブラリーから引けて、さらに次の自分のターン中は赤の発生源のダメージがトーブラン同様+2点されます。
特にⅡの手札補充がメインのカードですね。
おまけ
舞台照らし。
絢爛(赤)(このターンに対戦相手がライフを失っていたなら、あなたはこの呪文を、これのマナ・コストではなく絢爛コストで唱えてもよい。)
あなたのライブラリーの一番上からカードを2枚追放する。次のあなたのターンの終了時まで、あなたはそれらのカードをプレイしてもよい。
有用ですが、すっかり入れるのを忘れていました。
義賊あたりと交換でも良いかもしれません。
まとめ:バランス・赤単
久々に各カードの動きが噛み合った、良いデッキ(赤単)が組めました。
ややバーン(火力呪文によるダメージ)への比重が大きいので、なにか良いクリーチャーなどがありましたら、調整していきたいと思います。
ありがとうございました!!