今回はプレインズウォーカーと全体除去呪文が集結した特殊勝利デッキの紹介になります。
フォーマット(形式)はヒストリックになります。
クリーチャーを1体も採用していないのが特徴。
Contents
インポート用データ
デッキ 4 龍神、ニコル・ボーラス (WAR) 207 4 煤の儀式 (GRN) 84 3 島 (AFR) 269 4 沼 (AFR) 273 4 水没した地下墓地 (XLN) 253 4 血の墓所 (RNA) 245 3 蒸気孔 (GRN) 257 4 竜髑髏の山頂 (XLN) 252 4 古呪 (WAR) 89 4 覆いを割く者、ナーセット (WAR) 61 2 時の支配者、テフェリー (M21) 75 4 湿った墓 (GRN) 259 4 夢を引き裂く者、アショク (WAR) 228 4 激しい恐怖 (KHM) 82 3 抽象からの抽出 (M20) 56 3 バントゥ最後の算段 (AKR) 96 2 肉儀場の叫び (RNA) 70
採用プレインズウォーカーたち
龍神、ニコル・ボーラス
龍神、ニコル・ボーラスは、戦場にある他のプレインズウォーカーすべての忠誠度能力をすべて持つ。
[+1]:あなたはカードを1枚引く。各対戦相手はそれぞれ、自分の手札からカード1枚か、自分がコントロールしているパーマネント1つを追放する。
[-3]:クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。
[-8]:伝説のクリーチャーもプレインズウォーカーもコントロールしていない各対戦相手はそれぞれこのゲームに敗北する。
初期忠誠度は4。
コストが重い分、半ばチートじみた性能を誇っています。
最終的には-8の奥義による特殊勝利(対戦相手の強制敗北)を目指します。
覆いを割く者、ナーセット
各ターン、対戦相手はそれぞれ、カードを2枚以上引くことができない。
[-2]:あなたのライブラリーの一番上からカードを4枚見る。あなたはその中からクリーチャーでも土地でもないカード1枚を公開してあなたの手札に加えてもよい。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
対戦相手へのドロー妨害と、自分にはライブラリートップ4枚の操作・ハンド(手札)アドバンテージ能力を持ちます。
3マナと出しやすいのも良い感じ。
夢を引き裂く者、アショク
対戦相手がコントロールしている呪文や能力は、それのコントローラーにそのプレイヤーのライブラリーからカードを探させることができない。
[-1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを4枚切削する。その後、各対戦相手の墓地を追放する。
アショクは、対戦相手のサーチ能力封じと、墓地の追放による墓地利用封じ用のカードです。
3マナと出しやすいのはやはり良いです。
時の支配者、テフェリー
あなたは、時の支配者、テフェリーの忠誠度能力を、どのプレイヤーのターンでも、あなたがインスタントを唱えられるときならいつでも起動してよい。
[+1]:カードを1枚引き、その後カード1枚を捨てる。
[-3]:あなたがコントロールしていないクリーチャー1体を対象とする。それはフェイズ・アウトする。(それのコントローラーの次のターンまで、それやそれにつけられているものはすべて存在しないかのように扱う。)
[-10]:このターンに続いて追加の2ターンを行う。
2枚のみ採用しました。
相手のターン中でも、インスタント・タイミングでプレインズウォーカーの起動型能力を起動できる一風変わったプレインズウォーカーです。
+1能力で手札の入れ替えを行え、-3では一時的なクリーチャーの除去、-10はまず出ませんので無視していいです。出せればおおむね勝てますけどね!!
キーカード、古呪
望む数のプレインズウォーカーを対象とし、それらを破壊する。あなたがコントロールしているプレインズウォーカー1体を選ぶ。それの上に、これにより破壊されたプレインズウォーカー1体につき2個の忠誠カウンターを置く。
この呪文で積極的に自軍下のプレインズウォーカーも含めて除去し、残った龍神、ニコル・ボーラスに忠誠カウンターを置くことで奥義(特殊勝利)の発動を容易にさせます。
まとめ
多色レア土地と全体除去もたくさん入っていますので、アグロ対策にもなります。
コントロールが相手だときついかもしれません。
テストで4、5試合しましたが、勝率は良い感じ(プラチナランクですけどね)。
最初はアショクにも頼ろうとして、悪夢の詩神、アショクも入れていたのですがどっちつかずになりかねないので引き抜き、代わりに全体除去を増やしました。
(参考:悪夢の詩神、アショク)
[+1]:「このクリーチャーが攻撃するかブロックするたび、各対戦相手はそれぞれ自分のライブラリーの一番上からカードを2枚追放する。」を持つ、青であり黒である2/3のナイトメア・クリーチャー・トークンを1体生成する。
[-3]:土地でないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。その後、そのプレイヤーは自分の手札からカード1枚を追放する。
[-7]:あなたは、追放領域から対戦相手がオーナーである表向きのカードの中から呪文を3つ、それらのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
古呪で忠誠度カウンターを増やしての-7の奥義は強いと言えば強いのですが、構築戦ではどちらに頼るかを決めたほうが良いかと思いました。
今回多く採用した全体除去カード(あえて紹介はしませんでした。まあよくあるやつだし)を検索する際は、
『各』に『すべて』や、『破壊』『修整』『ダメージ』といったキーワードを絡めて検索するとカードを探しやすいです(攻略Tips風)。
ありがとうございました!!