単体破壊に全体除去まで、しっかりと身を守ろう!!
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今回の記事の主旨
単体除去でも全体除去でも、自分がせっかく出したカードを除去されるのは誰だって嫌なはずです。
今回は、そんな厄介な除去呪文から身を守り、勝ちに行く姿勢を考えていく内容の記事となっています。
関連記事:【MTGアリーナ】黒の除去系カードまとめ
対策例
更に、追加展開する
アグロ、ウィニー・ビートダウン(高速展開の殴り倒しなど)系のデッキでありがちなのが、破壊されてもどんどん追加する的な動きです。
赤マナ系デッキなら特に、衝動的ドロー(ライブラリートップのカードを数枚程度追放して、1、2ターンの間自由に唱えられるようにする、擬似的なドロー)や宝物・トークン(好きな色のマナに変わります)の生成で実質手札を増やす動きなどがあります。
単純ですが、相手の除去呪文が切れたり、対応が追いつけなくさせて押し切るのは、勝ち筋としては常套(じょうとう)手段でしょう。
参考カード(衝動的ドロー):舞台照らし
参考カード(宝物トークン):一攫千金
墓地から手札・戦場に戻す系カード、を使う
参考用カード(複数)
デッキ構築画面の検索用フレーズ(用語)としては、
・墓地から
・唱えてもよい 墓地
・手札に戻(す)
・戦場に戻(す)
などが、一般的かな?
『戻(す)』となっているのは、『戻し、~○○(テキストが続く)』『戻してもよい』などの言葉(ワード)が引っかかるようにするためです。
『す』まで入力しないほうが検索範囲が広くなります。
問題点としては、追放に弱いことが挙げられます。
追放型の除去呪文は無論、墓地ではなく追放領域に置かれてしまうため、蘇生は非常に困難となります。
例外:不死身、スクイー
単体追放ならまだしも、全体追放を唱えられると、黒などに多いリアニメイト(墓地から戦場に戻す系のカード・能力)寄りのデッキ構築だと敗北が近くなります。
告別カードなどに対する対策は実質、先に攻めきってしまう、くらいになります。
速さは正義です。
なんとか押し切りましょう。
破壊耐性を付与する
参考カード(単体防御):無私の救助犬
無私の救助犬を生け贄に捧げる:他の、あなたがコントロールしているクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは破壊不能を得る。(ダメージや「破壊」と書かれた効果では、それは破壊されない。)
参考カード(単体防御):命の恵みのアルセイド
絆魂
(1),命の恵みのアルセイドを生け贄に捧げる:あなたがコントロールしている、クリーチャー1体かエンチャント1つを対象とする。色1色を選ぶ。ターン終了時まで、それはプロテクション(その選ばれた色)を得る。
参考:プロテクションとは『(指定の色から)ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられず、エンチャントされず、装備されない』という能力になります。
参考カード(単体防御):教授の警告
以下から1つを選ぶ。
・クリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンター1個を置く。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは破壊不能を得る。(ダメージや「破壊」と書かれた効果では、それは破壊されない。)
参考カード(全体防御):英雄的介入
ターン終了時まで、あなたがコントロールしているパーマネントは呪禁と破壊不能を得る。
やはり、前述の告別には対処できませんが、とりあえず単体破壊に神の怒りなどの全体除去からは身を守ることができます(防御範囲に注意されたし。単体か、全体かなどです)。
参考カード(全体防御):無私の象形織り
無私の象形織りを追放する:ターン終了時まで、あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは破壊不能を得る。
クリーチャーとして戦場に出せれば、インスタント・タイミングで他のクリーチャーに破壊不能を付与できる能力を持っています。
また、このカードは黒の8マナで全体除去ソーサリーにもなる、両面カードです。
(参考画像)
参考カード(強力な全体防御カード):テフェリーの防御
あなたの次のターンまで、あなたのライフ総量は変化できず、あなたはプロテクション(すべて)を得る。あなたがコントロールするパーマネントはすべてフェイズ・アウトする。(フェイズ・アウトしている間は、それらは存在しないものとして扱う。あなたのアンタップ・ステップにあなたがアンタップをするより先に、それらはフェイズ・インする。)
テフェリーの防御を追放する。
MTGアリーナでは神話レア(最高レア度)でカード・イラストが異なっています(ヒストリック向け)。
一時的に自分が実質、無敵の防御を得られる、強力な1枚(インスタント)ですね。
使った後にテフェリーの防御自体は追放されてしまうので、墓地などからの使い回しはできない仕様です。
破壊不能クリーチャーについて
初めから破壊不能・能力を持ったクリーチャーを採用するというのもありですが、
タフネスのマイナス修整による除去や追放するなどの抜け穴的な除去の方法が存在し、また破壊不能持ちクリーチャーは大抵コストが重いので、積極的な採用はいろいろと考える必要があります。
採用は、注意深く行ってください。
打ち消し呪文で対処
打ち消し呪文は、青の呪文がほとんどになります。
(火力・戦闘能力を上げるために)青の打ち消し呪文を他の色に混ぜる構築だと、素直に単色にして殴りきったほうが早いということも多々あるはずです。
青単ビートダウンなどを使うのであれば、採用を検討しても良いかもしれません。
ただ、除去への妨害に限らず、打ち消し呪文は柔軟に採用して唱えていくと盤面を握れるようになります(盤面をコントロールできる)。
高度な構築能力で、サイドボード共々考えていれば、強力なデッキに仕上がる可能性は捨てきれない(というか確かにあるはず)と思っています。
結論は、デッキ構築者次第で、打ち消しは強くも弱くもなりますね。
まとめ:常にペースは自分が握るもの!!
・自身、そして対戦相手のデッキの把握、
・展開するカードの選定、初手のマリガン検討、
・除去呪文を撃たれたときの対応能力、そこからの巻き返し、
など。
最終的な対処に関しては、今回はデッキ紹介ではない情報記事ですので細かく書きすぎはできません。
できれば、当サイトの各デッキ構築記事を、サイト内検索などして(『赤単』、『黒単』とか入力するなど)確認していただければ幸いです。
必要に応じて書き足します!
ありがとうございました!!