対戦相手「いきなりライフがマイナスになって負けた!!」
どうも、書い人(かいと)です。
今回は、凶悪なライフドレイン(ライフ吸収)を行うデッキの紹介です。
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用語解説:『信心』について
信心とは、自分がコントロールしているパーマネントカード(戦場に出ているカード)に含まれる、特定の色(今回の場合は黒)のマナコスト(ドクロマーク)の総数のことです。
黒を含んでいても、不特定マナ・コスト((X)など)の部分は計算に入りません。
もちろん、(スタック上にある・呪文解決中などの)インスタントやソーサリーも、信心には関係ないです。
MTGアリーナでは信心の総数は自動でカウントされるため(最近のアップデートで見やすくもなりましたね)、計算は大変楽ですね。
例:信心+1
例:信心+2
(クリーチャーとして場に出ている場合)
例:信心+3
インポート用データ(英語)
Deck 19 Swamp (IKO) 268 3 Phyrexian Obliterator (NPH) 68 4 Gray Merchant of Asphodel (THB) 99 2 Vampire of the Dire Moon (M20) 120 4 Murderous Rider (ELD) 97 4 Drag to the Underworld (THB) 89 3 Dread Shade (DAR) 88 2 Nyx Lotus (THB) 235 4 Bloodchief's Thirst (ZNR) 94 3 Castle Locthwain (ELD) 241 3 Underworld Dreams (THB) 121 3 Phyrexian Arena (8ED) 152 3 Knight of the Ebon Legion (M20) 105 3 Gifted Aetherborn (JMP) 239
インポート用データ(日本語)
デッキ 21 沼 (IKO) 268 3 ファイレクシアの抹消者 (NPH) 68 4 アスフォデルの灰色商人 (THB) 99 2 凶月の吸血鬼 (M20) 120 4 残忍な騎士 (ELD) 97 2 死の国への引き込み (THB) 89 2 戦慄の影 (DAR) 88 2 ニクスの睡蓮 (THB) 235 4 血の長の渇き (ZNR) 94 2 陰謀団の要塞 (DAR) 238 3 冥府の掌握 (MID) 107 3 地獄界の夢 (THB) 121 3 ファイレクシアの闘技場 (8ED) 152 2 漆黒軍の騎士 (M20) 105 3 才気ある霊基体 (JMP) 239
基本的な動き
最序盤の動き
(マナ・土地を伸ばしつつ)、接死(相手クリーチャーに1点でもダメージを与えたら、それだけで相手クリーチャーを破壊する)持ちクリーチャーや、軽量の除去呪文を打って牽制(けんせい)します。
3マナ以降
マナが伸びてきたら、これらのカードを。
戦慄の影!!
(黒):ターン終了時まで、戦慄の影は+1/+1の修整を受ける。
信心+3、(黒)マナを食わせれば、それだけ1ターンの間パワーアップする凶獣です。
修正・強化(バフ・パンプアップ)はインスタント・タイミングで行えるのも強いですね(攻撃時に強化するのを忘れずに済むことが多い感じです)。
ファイレクシアの抹消者、非常に強いです!!
トランプル
発生源1つがファイレクシアの抹消者にダメージを与えるたび、その発生源のコントローラーはその点数に等しい数のパーマネントを生け贄に捧げる。
トランプル(貫通ダメージ。ブロックされても余ったダメージ分を本来の攻撃対象、対戦相手またはプレインズウォーカーに与えられる)持ちで、何よりも強力なのは残りの能力。
対戦相手が抹消者に何らかのダメージを与えると、その時点で対戦相手はそのダメージ分のパーマネントを生け贄に捧げなくてはなりません。
(土地も含みます)
強すぎるので、理解が追いつかない人もいると思います、「そんなのアリかよ」って感じ。
また、信心は+4されるのも嬉しいところです。
黒単デッキなので、マナ色拘束(黒・黒・黒・黒の計4マナ)も全然、気になりませんし。
エンチャントも利用したい
クリーチャーの全体除去をされると、信心が減りまくって辛い……。
という状況を軽減するために、黒マナのエンチャント・カードも採用しています。
あなたのアップキープの開始時に、あなたはカードを1枚引き、1点のライフを失う。
重ね張りも可能な、ドロー強化カードです。
ライフの調整には気をつけてください(下手を打つと自滅します)。
対戦相手がカードを1枚引くたび、地獄界の夢はそのプレイヤーに1点のダメージを与える。
少なくとも相手のドロー・ステップ(≒ターン開始時)に1点ダメージ、相手の手札補充(追加ドロー)でさらなるダメージ、何よりも信心が+3されます!!
トドメ!! 『アスフォデルの灰色商人』
アスフォデルの灰色商人が戦場に出たとき、各対戦相手はそれぞれX点のライフを失う。Xは、あなたの黒への信心に等しい。あなたはこれにより失われたライフに等しい点数のライフを得る。(あなたの黒への信心とは、あなたがコントロールしているパーマネントのマナ・コストに含まれる(黒)の総数である。)
黒への信心ぶんのライフドレインを行います。
黒の5マナなので、まあ重いですね。
それでも極めて重要だと思い、4枚積みしています。
灰色商人自体、信心が+2されることをお忘れなきよう(戦場に出れば、最低でも2点のライフドレインになります)。
入れ替え候補用カード
薄暮薔薇の棘、ヴィト
あなたがライフを得るたび、対戦相手1人を対象とする。そのプレイヤーはその点数に等しい点数のライフを失う。
(3)(黒)(黒):ターン終了時まで、あなたがコントロールしているクリーチャーは絆魂を得る。
アスフォデルの灰色商人と合わせれば、二重にライフドレインが行えます。
ただ、オーバーキルな気がするために、今回の採用は見送りました。
(たぶん、そこまでしなくても勝てそう。
ヴィトは強いカードではありますので、他の構築では覚えておくと損はないです)
まとめ:バランスの良い強めのデッキか
以前も黒単信心デッキは組んでいたのですが、当サイトでは紹介していなかったです。
最新のカードを入れるなど、けっこう調整して強くしてみました。
初期の構築案では、ハンデス(相手の手札を捨てさせる)カードを入れて、相手の全体除去カードを捨てさせる……という動きにしようかとも思っていました。
しかし、相手が1枚でも全体除去を追加で引き当てて使われると、自分のクリーチャー軍団が壊滅するのは目に見えていました。
よって、エンチャント・カードで戦線というか、信心の補強を行う形になっています。
手札の消費も激しそうなので、ファイレクシアの闘技場を入れたのは良かったと思います。
好みでカード投入枚数や種類の調整をして、黒単信心デッキを使いこなしてみてください!
ありがとうございました!!