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【New Eden Headline】本誌・10 DEDとEDENCOMのセキュリティブリーフィングで、主要大国の『影の戦争』による暴力への懸念が強調される

記事原文へのリンク(英語)

執筆者名(敬称略):El Shionheart

歴史の転換点はここに成立し、そして、クラスター全体の不安定さは増しつつあります
おはようの方はおはようございます、こんばんはの方はこんばんは
ニューエデンクラスター全体から伝えられる、今最もホットなトピックニュースをお伝えする『New Eden Headline』のお時間です

EST(ニューエデン標準時) 3/24 12:58発-

DEDとEDENCOMのセキュリティブリーフィングで、主要大国の『影の戦争』による暴力への懸念が強調されたとの報告が寄せられています

Genesisリージョン、Yulaiシステムから伝えられるところによると、DEDとEDENCOMの指導部は本日開催されたCONCORDインナーサークルNew Eden Cluster Security Committee(CSC)の公開ブリーフィングの中で、主要大国間のいわゆる『影の戦争』に関連した暴力の増加について『深刻な懸念』を表明しました

特にDEDのKjersidur Elladal元帥は、各国研究施設における容疑者フラグのついた艦船同士の衝突により、ハイセキュリティ宙域におけるカプセラ艦の戦闘が『著しく増加している』ことを指摘しました
また、Kasiha Valkanir元帥は『研究施設に対する襲撃に関連した傭兵や海賊の活動の増加』について報告し、更にEDENCOMがニューエデン外縁リージョンに広がる場所への不正データ、ISK、先端材料の密輸を追跡していることも明らかにしました

DED元帥であるKjersidur ElladallとEDENCOM元帥であるKasiha ValkanirはSociety of Conscious ThoughtのMatshi Raish老師からの要請を受けて、New Eden CSCに対応しました
New Eden CSCはトリグラヴィアン侵略戦争時に設立されたインナーサークルの『War Council』の進化系であり、インナーサークルの全5加盟国の任命者、CONCORDの軍事、情報、及び安全保障部門の指導者が参加しています

CSCのブリーフィングでは、SARO(CONCORD’s Special Affairs for Regulations & Order division 訳注: CONCORDの規制及び秩序に関する特務部門)の悪名高き『Red Troop』対戦闘クローン部隊の指揮官であるOveg Drust大佐からの報告もありました
Drust大佐はPlacidリージョン、特に義勇軍ウォーゾーンにおける最近の活動について概説し、『テロリストのフロント組織、及びトリグラヴィアンに関連する戦闘クローン細胞組織』の排除を詳細に説明し、また、DERAIL(the Department for Enforcement of Restrictions on Artificial Intelligence and Life 訳注: 人工知能/生命に関する規制執行部門)との連携作戦についても簡単に言及しました

New Eden Cluster Security Committeeはトリグラヴィアンの活動増加、反逆的な戦闘クローン細胞組織、ローグAIを排除するCONCORDの指令に関する特別作戦について、更なる詳細を聞くために非公開セッションに入ったとのことです

次のニュースです

ガレンテ連邦上院議会がアマー帝国との不干渉条約を批准したとの報告が寄せられています

Essenceリージョン、Villoreシステムから伝えられるところによると、ガレンテ連邦上院議会はCeles Aguard大統領、連邦安全保障会議、上院アマー-ガレンテ関係特別委員会の推薦を受け、アマー帝国との不干渉条約を批准したとのことです
この『Pashanai条約』はカルダリ/ミンマター間で不可侵条約が締結された後、帝国と連邦の間で交渉され、義勇軍ウォーゾーンにおけるアマー軍とガレンテ軍の停戦を正式に承認するものとなりました
Aguard大統領の軍事・外交政策に反対するいわゆる『Bellaron派』議員からの反対はあったものの、批准は容易に可決されたとのことです

Pashanai条約は既にImperial Privy Councilに正式に受理され、女帝Catiz 1世からTheology Councilによるアマーの聖典の一部として交付されるよう命じられているとのことです
不干渉条約がアマーの聖典の一部として記載されることで、帝国の法体系の一部として正式に位置づけられ、Pashanai条約は完全な効力を発揮することとなったとのことです
カルダリ/ミンマター間のAiraken条約も既に発効されているため、Pashanai条約の発効により、CONCORD加盟各国の中に2つの勢力圏を作り出した以前の軍事同盟システムが完全に終結することとなりました
以下、様々なニュースをお伝えします
・第24次帝国十字軍のEugidiコンステレーション攻勢が続き、Vimeiniシステムが陥落、Avenodシステムにも圧力がかかっているとの報告(訳注: 翻訳時点でAvenodはほぼ陥落した模様、一時はEugidi完全失陥の危機に晒されていた第24次帝国十字軍の反転攻勢は優位に進行中の模様
・Syndicateリージョンのカルダリ海軍ステーションはガリスタスの襲撃にも関わらず、完全に稼働しているとの報告
・インタキへの上院議員団がVilloreへ帰還、インタキプライムの状況に関する報告書を作成との報告
・Lai DaiメガコーポレーションがKhanid Kingdomとの軍用品供給に関する新たな貿易協定を締結との報告
・インタキシステムの連邦海軍泊地、軍用交通の増加に伴い施設を開放との報告
・共和国艦隊がFloseswin Ⅳ駐屯地のローテーションと惑星要塞の補給を完了との報告
・Quafe Corporationが新ツアー『Amarr-Gallente Gravball Invitational Tour』へのスポンサーシップを発表との報告
・Vimeini Ⅱ鉱山に最後の総攻撃をかけたSeykal氏族の襲撃がSarum家軍に撃退されたとの報告
・インタキプライムのLeinokaとNavyii Akatで行われた大規模デモは『概ね平和的』だったと惑星憲兵隊が発表との報告
・トリグラヴィアンCladeは活発な活動と激しい戦闘の急増に続き『明らかに再編成中』であるとの報告
・インタキ自治主義者達が議会執行部による延期の提案後、即座に議会選挙を実施するよう要求しているとの報告
・Akimaka Saraki議長の招待を受けVherokiorのシャーマンがニューカルダリプライムに到着、Landfall神社への『前例のない』参拝を実現との報告
・Luminaire Ⅷ(Ortange)の軌道上に宇宙に適応した連邦職員のための退職者施設が設立との報告
・Solitudeリージョン憲兵隊によってWeraroix Ⅱ地表で4門の砲を搭載したKhanidの奴隷輸送船が拿捕されたとの報告
・『Prosperity Drive』派のSang Do Overlordsが内戦の損失を回収するために連帯型デジタルスタンプの新シリーズを発行との報告
・Midna Lyre氏、Pashanai条約への抗議と『Matariの人々との連帯』を目的としたミンマター共和国での新ツアーを発表との報告

以上、The Scope、Ret Gloriaxx記者のレポートの翻訳をお伝えしました
以下、訳者による後記をお伝えします

4大国家の影の戦争、そして、アマー/ガレンテ間のPashanai条約の締結
ニューエデンの情勢は史上まれに見る速さで常に移ろい続けています
Pashanai条約を持ってニューエデン外交シーンにおける星間同盟関係は完全に再編されました
我々は、ひとつの歴史の目撃者になったと言っても過言ではないのでしょう

続けて、ニューエデンクラスター各地からは引き続き様々なニュースが寄せられています
特に注目する点は、アマー/ミンマター義勇軍ウォーゾーン、Eugidiコンステレーションでの戦況でしょう
このEugidiコンステレーションは、つい1週間ほど前まではミンマター義勇軍『部族解放軍』が圧倒的優位を築いていましたが、ここにきてアマー義勇軍『第24次帝国十字軍』が反転攻勢に出ており、状況は刻一刻と変化しつつあります

また、New Eden Headlineが独自に有識者に取材を行ったところ、ヌルセク北部リージョンでの戦闘はキャピタル戦力は投入されないながらも、未だ4桁単位のカプセラが集結するような戦闘が継続して行われているとのことです

思えばカルダリ/ガレンテの外交危機に始まった外交再編は、今、ここへと至りました
主要大国が一体どのような動きを見せるのか
それは、まだ誰にも分からない、といったところでしょうか

今後も、詳しい情報が入り次第、New Eden Headlineはお伝えします
それでは、また次の記事でお会いしましょう

New Eden Headline編集長 – El Shionheart 訳・著

 

 

ありがとうございました!

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