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【New Eden Headline】本誌・16 新たな『Itinerant Forge』がミンマター共和国の経済移民を導く

記事原文へのリンク(英語)

執筆者名(敬称略):El Shionheart

ミンマターは新たな経済政策を掲げていますが、問題もあるようです
おはようの方はおはようございます、こんばんはの方はこんばんは
ニューエデンクラスター全体から伝えられる、今最もホットなトピックニュースをお伝えする『New Eden Headline』のお時間です

EST(ニューエデン標準時) 6/2 17:10発-

新たな『Itinerant Forge』がミンマター共和国の経済移民を導いているとの報告が寄せられています

Heimatarリージョン、パターシステムから伝えられるところによると、Sanmatar Maleatu Shakor、Acassa Midular Sebiestor部族長、Isardsund Urbrald Vherokior部族長は珍しい共同発表で、ミンマター共和国の新しいプロジェクト『Itinerant Forge(訳注: 遍歴鍛造)』を星間市場に発表したとのことです

Midular部族長は『Itinerant Forgeは迅速に組み立て、分解のできるモジュール式機械を使用した新たな産業ドクトリンであり、我々の最高の技術をあらゆる居留地に展開することができる』と説明しました
Urbrald部族長は『我々の部族は、旅するインフラを作るために協力してきた。 工業船キャラバンが惑星から惑星へと移動し、我々は必要とされるものを必要とされる場所で確実に製造することができるようになる。』と述べました
Sanmatar Shakorはこの新たな開発を以下のように賞賛しました
『これは共和国全体にとっての恩恵である。 他国の堅苦しい考え方に囚われるとこなく、Itinerant Forgeプロジェクトは全てのミンマター人にとってより良い、より明るい未来を切り開くことになるだろう。』

共和国の惑星で行われた人材募集活動により、既に数百万人の市民が新プロジェクトのキャラバンの乗組員として登録しており、共和国全体で大きな経済的移住が起きることが示されています
部族自治の拡大を提唱しているMidular部族長はこのプロジェクトがあらゆる背景を持つミンマター市民の間で人気を博していることを祝した上で、以下のようにコメントしました
『我々の共和国は部族が反映するために必要な独立を認めなければならないことは間違いないが、だからといって部族同士が協力しあっていなけいというわけでもない。 Itinereant ForgeはSebiestor部族を含むすべての部族の独立したコミュニティが反映するのを助けることになるだろう。』

このプロジェクトが小規模なコミュニティに良い影響を与えるということに、全ての人々が同意しているわけではありません
Itinerant Forgeのキャラバンに参加する人の多くは、雇用機会が限られている小さな氏族の出身となっています
そのため、共和国全土の氏族長らは、このプロジェクトが『移動集中化』であると非難し、労働力の減少によって自分達の氏族が生き残るのに苦労するのではないかと懸念しています

ローセキュリティシステムOdebeinnにある小規模なKrusual氏族のリーダー、Klaes Gyrri氏族長は『既に多くの人間が共和国艦隊に入隊するために去っていきました。』と語りました
『若者全員がこの旅する産業サーカスに参加してしまったら、我々はどうやって生きていけばいいのでしょう?』
Gyrriの氏族はLuminous Kermiteの採掘と精錬に長い歴史を持っています
しかし、今年になってはじめて、精錬所の運営や採掘船団を攻撃から守るのに必要な人材が不足するのではないかと彼女は懸念を明らかにしました
共和国に支援を求めたことはあるかという質問に対し、Gyrriは『山が狼の鳴き声にいちいち興味を持つと思いますか?』と答えました
これは共和国に批判的な意見を持つことで知られ、またTurnurの生存者であるKamí Día氏の著作『From the Flames』からの引用のようです
Gyrriの言葉が彼女の一族にとって本当の意味を持つかどうかは、時間が経つまで分からないでしょう

次のニュースです
Aguard大統領の『United Response Act(訳注: 統一対応法)』の審議が分裂状態の上院で開始されたとの報告が寄せられています

Essenceリージョン、Villoreシステムから伝えられるところによると、Celes Aguard大統領の新たな立法計画が成立に向け前進し、連邦上院ではProgressive Unionが提案し、大統領政権の他の盟友が支持する『United Response Act』の法案が議論を呼んでいます
United Response Actの法案は連邦政府による産業、運輸、税制の監督を地区レベルで強化する提案であることが広く知られるようになるに連れ、急速に物議を醸すようになりました
Aguard大統領の強力な支持を受けて提案されたこの法案は、Progressive Union partyを中心とする上院議員連合が『安全保障の強化と生活様式への脅威に対応するために連邦経済を再構築する緊急の必要性をサポートする』ために作成したものとなっています

法案に反対する人々はこの法案を『権力の掌握』と位置づけ、政治的なスペクトルを超えた怒りの声を買っています
Suvio Bellaron上院議員のような左派のFederalist-Liberalsは、Thibauld Tailler上院議員に代表される右派のLabor-Populistsとでさえもある程度の共通点を見出しているようです

Aguard大統領は、Progressive Unionの支持者やLirsauttonのZin-Meiの利益を代表するFaron Shu上院議員のような盟友の支持を得て、この対策を進めることを選んだようです
Shu議員は連邦政界では長年タカ派の人物であり、Zin-Mei文化に干渉することには強く反対していますが、加盟国や国家が社会問題に干渉することを防ぐために、しばしば喜んでAguard大統領を支持することもあります
また、Aguard大統領は軍事/産業分野に焦点を当てた立法を行うことで、Eustron地区のFilidor Cassiete上院議員のようなNew Sociocratの政治家も取り込むことができたと考えているようです

次のニュースです
AutonomistsがSocial Co-operative Partyと新インタキ議会政権を樹立したとの報告が寄せられています

Placidリージョン、インタキシステムから伝えられるところによると、Social Co-operative Partyとの連立に合意したIntaki Autonomistのリーダー、Jonas Ivestara氏はインタキ議会の主席評議員に就任し、またインタキプライム及びシステム全域の政府責任者としてのポストにも就任しました

547議席のうち過半数には届かなかったものの、Intaki Autonomistの202議席はVera en Sullacio氏が率いる前政権の穏健派がFederalist-Liberal、Labor-Populist、Social Co-operative partyの連合であったことから、単一政党としては最多となりました
当選者数が234名となった穏健派は、AutonomistsやIntaki Lamkatka partyの強固な反対により、過半数を獲得することはできませんでした

しかしながら、Social Co-operative PartyがAutonomistsと協力することに合意し、63議席をJonas Ivestaraのブロックに加えた時、大きな突破口が開かれました
Autonomistsは既に12人の地方議員や無所属議員からなる緩やかなグループと折り合いをつけていたため、Social Co-operative Partyの議員との合意により、新しいブロックは合計277議席となり、過半数を超えることとなりました

しかし合意にも関わらず、少数派で潜在的に脆弱なAutonomist-Socialブロックを管理することはIvestara主席評議員にかなりのバランス感覚を要求することになるのは確実でしょう
また、急進的な民族主義者であるIntaki Lamkatkaグループの挑戦は注目に値するものとなっており、選出された83人のメンバーは、政権ブロックが対立している場合に表を左右する可能性のある重要なグループを構成しています

この合意はVera en Sullacio氏にとってかなりの痛手となっています
長らくインタキ政治を支配してきた穏健派は、連邦軍によるインタキシステムの軍事化とそれに伴う社会的、政治的余波により大きく崩壊する結果となりました
彼女の所属するFederalist-Liberal partyは115名の議員を有し依然として第2党となっていますが、Labor-Populist partyはわずか56議席にまで落ち込んだようです

以下、様々なニュースをお伝えします
・Placidにおける連邦防衛同盟の反撃により、Alamelシステム、Odamiaシステムがカルダリ占領から解放されたとの報告
・女帝Catizが皇位継承候補者との会談の後、Dam-Torsadの皇宮で枢密院を召集との報告
・Celes Aguard大統領がNew Sociocratの著名な上院議員と会談し、United Response Actの提唱を訴えたとの報告
・カルダリメガコーポの治安部隊がジタ4-4月面居留地での複数の『配給抗議活動』に対応したとの報告
・Society of Conscious Thoughtが『Guri Malakim海賊団に盗まれた』技術についてCONCORDに対応を要請との報告
・連邦『Automated Industry for Democracy(訳注: 民主主義のための自動化産業)』法案、経済分析に続き最終委員会段階へ突入との報告
・部族解放軍がHarasシステム、Kourmonenシステムを制圧、Bleak Landsは2つの戦線で攻勢が継続との報告
・キャプテンマーシャルSirdan xer Qoshが帝国Sword Marshalsにアマー艦艇キャスタープログラムの『大きな進展』を報告
・CONCORDと主要大国税関が『犯罪的密輸ネットワークを通じた交通量の更なる増加』を監視しているとの報告
・MalkalenシステムのMercantile Club Corporate Scrip Transaction Resolution Centerがガリスタス部隊に襲撃されたとの報告

以上、The Scope、Ret Gloriaxx記者のレポートの翻訳をお伝えしました
今後も、詳しい情報が入り次第、New Eden Headlineはお伝えします
それでは、また次の記事でお会いしましょう

New Eden Headline編集長 – El Shionheart 訳・著

 

 

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