EVEOnline

【New Eden Headline】本誌・20 Turnurの生存者が脱走を呼びかけ反逆罪で手配

記事原文へのリンク(英語)

執筆者名(敬称略):El Shionheart

どんな状況にあっても、全てが一枚岩でいることは難しいのかもしれません
おはようの方はおはようございます、こんばんはの方はこんばんは
ニューエデンクラスター全体から伝えられる、今最もホットなトピックニュースをお伝えする『New Eden Headline』のお時間です

EST(ニューエデン標準時) 6/12 16:01発-

Turnurの生存者が脱走を呼びかけ反逆罪で手配されたとの報告が寄せられています

Heimaterリージョン、パターシステムから伝えられるところによると、作家にしてTurnurの生存者であるKami Dia容疑者が共和国軍部隊に持ち場を放棄するよう呼びかけるホロリールを公開したとのことです
このホロリールはDia容疑者の支持者によって共和国軍全体に秘密裏に配布されたようです
このホロリールには最近増加している犯罪行為や海賊の襲撃から小規模氏族の領地を保護しなかった共和国を非難する彼女の音声が記録されているとのことです
Dia容疑者の発言によると、これらの攻撃は共和国が新しい『Itinerant Forge』プロジェクトなどの新しい技術を取り入れようとした結果だということです

彼女の怒りは特に、彼女の氏族を全滅させたTurnur事件の原因となった技術であるステラーハーベスター技術を調査していることに向けられています
Dia容疑者はホロリールの中で以下のようにも述べています
『前線から遠く離れたところで、あなた方の仲間が燃えています。 その燃え盛る炎に耳を澄ませるのです。 彼らはあなた方を故郷だと呼んでいます。 私の氏族に炎が襲い掛かった時、共和国はそれを抑えることはできませんでした。 今、共和国があなた方の氏族を救ってくれると思いますか?』

Kami Dia容疑者はTurnur Ⅰの大惨事の生存者であり、失われた彼女の氏族の歌と伝説を編纂したベストセラー『From the Flames』の著者でもあります
この本にはDia容疑者自身が書いた詩や哲学的なエッセイも含まれています
また、このコレクションは共和国そのものや、トリグラヴィアン技術に対する共和国の関心について批判的でもあります
これらの批判は共和国に見捨てられたと感じている小規模氏族の多くの共感を呼ぶこととなり、Dia容疑者の熱心な支持者を増やす結果となっています

Dia容疑者は自身の著作の中で、共和国を『Old Matarの栄光を語るに値しない残響』と表現しています
Old Matar(オールド・マター)とは、アマーに占領される以前のミンマター社会に対し彼女が与えた名称です
歴史家や考古学者はミンマターの部族が宇宙に進出する前から数千年に渡って団結していたと主張していますが、Dia容疑者はこれはマタリの民の真の精神を誤って表現していると考えているようです

Kami Dia容疑者によれば、彼らの祖先は部族や統一よりも、自分達の氏族や個々の精神に重きを置いていたといいます
『共和国は支配を求めながら、統一を訴えています。 真のマタリの心は、独立への渇望に燃えているのです。』
彼女は、この独立はしばしば暴力と支配行為によって特徴づけられ、力の誇示は外交の試みより好ましいとしています

次のニュースです
共和国軍と治安部隊が扇動行為の脅威に対応しているとの報告が寄せられています
Metropolisリージョン、Amoシステムから伝えられるところによると、Kanth Filmir首長将軍はホロリールを『許しがたい反逆行為』と非難しているとのことです
Republic Justice Departmentから反逆罪でKami Dia容疑者の逮捕状が発行されていますが、現在までに彼女の居場所は判明していません

Filmir将軍は以下のようにコメントしています
『Diaは明らかに想像を絶する悲劇に悩まされ、不安定な状態に追い込まれているだろう。 しかし、だからといってそれを彼女の行動の言い訳にすることなどできない。 Turnurはアマーが作り出した大災害であり、共和国が人命救助に最善を尽くさなかったと主張するのは明らかな誤りだ。 それにKami Dia自身も共和国の避難船に乗って、彼女の氏族の他の者が辿った運命を逃れたのだ。 我々が今戦っている戦争は、幸運ではなかった者達のための戦争だ。 我々は真の敵であるアマーに対して団結しなければならないし、些細な口論に陥っている場合などではない。』

最近の犯罪や海賊行為に関するDiaの主張の真偽を問われたFilmir将軍は次のようにコメントしました
『共和国艦隊の部隊は、何よりもまず国民の守護に専念している。 Kami Diaはそのような人々を守ることになど興味はなく、ミンマターの歴史の真実から完全に切り離された歪んだ戦士の神話を生きることにのみ興味があるのだろう。』

このような将軍の警告にも関わらず、ホロリールが出回り始めて以来、多くの軍人が無断欠勤し、共和国艦隊の艦船が行方不明になっているとの報告もあります
The Scopeはアビサル現象を調査したり、トリグラヴィアン技術研究を行っている共和国部隊を攻撃しているミンマター船の報告を確認しています
これらの勢力は自らを『Ashes of Turnur(Turnurの灰)』と名乗っているようです
これはKami Dia容疑者が『From the Flames』の中で大きな破壊から生まれた文化の比喩として灰を使っているエッセイを参照したものでそれは次のように述べています
『灰を縛ることなどできない。 炎に飲まれるのではなく、その余波の中で繁栄するのだ。』

以下、様々なニュースをお伝えします
・帝国海軍がOhideシステムとMehatoorシステムでの建設作業に続き、恒星トランスミューターと艦艇キャスターの初期起動を進めているとの報告
・カルダリ領メガコーポレーション敷地内での配給抗議デモが地下活動下する中、鎮圧されているとの報告
・Jacus Roden氏率いるガレンテ連邦産業コーポレーショングループが連邦政府と自動化に関する協定を締結したとの報告
・CONCORDのDERAIL、SARO、同盟傭兵と『Renegade Warclonesとローグドローン』の激しい戦闘がEugalesシステムで発生との報告
・一部の軍事サークルで不和の報告が増加する中、Republic Security Servicesが主要な軍事拠点にエージェントを展開したとの報告
・『Lancer Dreadnoughts』の存在が正式に認められ、Yulai条約に基づくライセンス契約が締結されたため、CONCORDに認可されたとの報告
・Eugales IV及びVIから『Svarog CladeのSiege Elite機械化部隊が突如出現した』との未確認情報
・惑星産業における物質の圧縮、輸送、貯蔵に関するブレークスルー的進歩の居留地配備の準備が完了したとの報告
・アマーのMinistry of Internal Orderが帝国枢密院の権限を持っていくつかの小ホルダー(アマー帝国貴族位)家に制裁を加えたとの報告
・[速報] 『複数の反物質爆発』の報告後、Eugales IVのCONCORDモニタリングステーションとの連絡が途絶との報告
・[速報] Eugales V惑星軌道上に展開中のSAROとDERAIL部隊が『テロリストの軌道ストラクチャ』に対し『容赦なき制裁』を実行したとの報告
・[速報] Eugales Planets V及びIVの大気圏及び惑星軌道上でローカルキャスト及び液体ルーターの接続失敗の報告

以上、The Scope、Ret Gloriaxx記者のレポートの翻訳をお伝えしました
今後も、詳しい情報が入り次第、New Eden Headlineはお伝えします
それでは、また次の記事でお会いしましょう

New Eden Headline編集長 – El Shionheart 訳・著

 

ありがとうございました!

新規プレイヤーさん向けのお得な招待コードはこちら!!

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA