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【New Eden Headline】本誌・21 連邦上院議員がテロ行為共謀罪で手配

記事原文へのリンク(英語)

執筆者名(敬称略):El Shionheart

各国は深刻な内政問題を抱えつつあります。 果たして、誰が正義なのでしょう?
おはようの方はおはようございます、こんばんはの方はこんばんは
ニューエデンクラスター全体から伝えられる、今最もホットなトピックニュースをお伝えする『New Eden Headline』のお時間です

NEST(ニューエデン標準時) 6/14 16:25発-
※今回記事より、より一般的に用いられる事の多いNEST表記へと変更させて頂きます、ご理解の程をお願い致します

連邦上院議員がテロ行為共謀罪で手配されたとの報告が寄せられています

Essenceリージョン、Villoreシステムから伝えられるところによると、公式報道によって判明したこととして、Labor-Populist所属の上院議員であったThibauld Tailler容疑者が昨日、上院から除名されたとのことです
この決定は同容疑者がテロ組織『Gallentia Primacy』の創設メンバーであるとのFederal Intelligence Office(FIO)の告発を受けた上院懲罰委員会が行い、上院本会議で可決されました
Tailler容疑者の所在は現在までのところ不明となっています

上院関係者らによると、懲罰委員会の手続きは当初、Tailler容疑者が警戒することを避けるために秘密裏に行われたとのことです
FIOが提出した証拠に基づき、Tailler容疑者/元上院議員はテロ行為共謀、殺人、連邦政府資金の不正流用、反逆の罪で手配されました
Tailler容疑者の捜索はクラスタ全体で行われているとのことです
その所在に関するニュースは現在までにありませんが、連邦当局はThe Scopeに対し、同容疑者がすぐに逮捕されることを確信していると伝えています

Thibauld Tailler容疑者は主に工業地帯として知られるAstrin北西地区のLabor-Populists party議員として当選し、ガレンテの労働者階級の間で最も人気のある政党の右派と見られていました
カルダリプライムの戦いの経験者でもあるTailler容疑者は軍事費の増大とカルダリからの輸入品に対する制裁を公約に掲げて立候補していました

今年初めにTailler容疑者は軍事費監視小委員会の委員に任命されました
FIOによると、同容疑者が資金や軍需物資を仲間に流す活動を開始したのはその時からとのことです
FIOはまた、Tailler容疑者と志を同じくする退役軍人らが、これらの資金と装備を使って独自の準軍事組織であるGallentia Primacyを設立したと主張しています
Labor-PopulistsはTailler容疑者の党からの追放に動いており、United Response Actへの暴動に関する同容疑者の発言を巡る党内論争を受けて始まったこのプロセスを加速させています

Gallentia Primacyは最近起きた連邦政府施設へのテロ攻撃の実行犯であることが確認おり、Guardians of Gallentiaの伝統を受け継ぐ超国家主義者を自認する集団とのことです
ヨイウル会議以前に解散していたGuardians partyは、第一次カルダリ/ガレンテ戦争中に政権を握っていました
Primacyの理念はTailler容疑者が追放の数時間前に行った会見で示唆したものであろうと見られています
『古きGallentiaの夢は、妥協という柔らかい手と弱者の涙によって汚されてしまった。 未来はガレンテのものだろう、しかし、Villoreの政治家共はそれを掴み取るよりも、善良、そして真の国民を、お役所仕事で締めあげることを望んでいるのだ。』
Tailler容疑者はこの会見の後、すぐに公の場から姿を消したままとなっています

Tailler容疑者が上院から追放された後、Aguard大統領は記者会見で超国家主義的思想に厳しい警告を発しました
『このホールで奉仕した者が、私達の暗い過去の残忍さと不正を振り返り、インスピレーションを得る可能性があることを深く憂慮しています。 それは私達の国民が、私達の政府から安全ではなかった時代のことです。 私達の支配者達が残虐行為を行い、紛争を激化させるためならば全てを危険に晒した時代でした。 超国家主義は古い価値観への回帰だと彼らは首長していますが、それら全ての中で最も貴重なものを忘れています。 そう、『自由』です。』

次のニュースです
異端カルトによる奇襲攻撃で慈善ミッションが破壊されたとの報告が寄せられています
Domainリージョン、Nererutシステムから伝えられるところによると、同システムに存在する採掘コロニーへのアマーの慈善ミッションが昨日の奇襲攻撃により破壊されたとのことです
『Disciples of Purity』と名乗るグループがこの攻撃を実行したとのことです

Disciples of Purityが公開したホロリールの中で、自らを『Grand Incarnate(訳注: 大いなる化身)』と名乗る仮面の人物は、この攻撃は、このミッションが女帝Catiz1世の最近の解放令に基づく自由を求める人々に援助していたために行われたと述べています
このホロリールでは他にも、『僭帝Catiz Tash-Murkon』の退位、『腐敗した継承候補者一族』の解散、新たな『真の血統の皇帝』を選出するための長らく廃止されていた『Council of Apostles』の復活など、多くの要求が行われています

Disciplesは『聖典の最も偉大なる擁護者達の双刃から鍛えられた、新たな正義の剣』であると主張しています
この性格な意味はホロリールでは明らかにされていません
しかしながら、このグループの名前とCouncil of Apostlesに関する要求から、『双刃』とは異端Purity of the ThroneとOrder of St. Tetrimon(聖Tetrimon教団)を指すのではないかと推測されています
同教団のグランドマスターであるKhemon Dulsur an-Tetrimon氏は Disciples of Purityとの関係性を否定した上で、今回の攻撃を『Order of St. Tetrimonが理解する聖典の教義ではとてもではないが正当化することなどできない異端者の虐殺行為』であるとして非難しています

皇族も公式に非難を表明し、皇家や主要貴族家もこれに続きました
Ministry of Internal Orderは捜査が進行中であることを認めましたが、アマー政府関係者によると、この組織については多くの事がまだ解明されていないようです

Disciples of Purityに誰が資金提供しているのか、あるいは彼らがどのようにして艦隊を入手したのかは依然として疑問が残されています
また、他の聖なるミッション対する更なる攻撃に関する報告も続いています
しかしながら、彼らは常に仮面を着用しており、これまでのところ、Disciplesのメンバーの身元は特定されていません
彼らの艦船を拿捕しようとするあらゆる試みは、その乗組員が拿捕や尋問よりも自爆を選ぶという結果に終わっています

次のニュースです
アマー惑星間艦艇キャスターがMehatoorで完全運用開始との報告が寄せられています

Devoidリージョン、Mehatoorシステムから伝えられるところによると、アマー帝国はトリグラヴィアン由来技術を運用するために必要なリソースを提供するOhideシステムの恒星トランスミューターと共に、Mehatoorシステムで惑星間艦艇キャスターを稼働させたとのことです
この成果により、アマー帝国は1ヵ月前にカルダリ連合が実現した素晴らしい開発プロジェクトに続き、『ビッグ4』の中で2番目に長距離移動技術へのアクセスを獲得したことになります

アマー帝国はカルダリ連合のカルダリ/ガレンテウォーゾーンと同様に、アマー/ミンマター義勇軍ウォーゾーンに艦艇キャスタービーコンコンストラクターの配備を開始しました
ミンマター共和国もこの技術を得るための取り組みの完了に近づいており、共和国はAmoシステム及びBarkrikシステムで独自のプロジェクトの建設段階を開始しました
(訳注: 当記事翻訳時点でミンマター惑星間艦艇キャスター、及び恒星トランスミューターは完成し、稼働開始しています)

カルダリ連合からの報告によると、この技術の理解を運用における先導が、多くの関連プロジェクトと、カルダリ海軍が兵站の拡張にこのシステムを使用する計画に繋がったとのことです
特にSyndicateリージョンのDS-M4Qコンステレーションの活動を観察している一部の人々は、この地域で検出された特定のトラフィックパターンとエネルギー信号が、連合の軍事/入植活動の取り組みに使用された秘密のビーコンを示している可能性があることを示唆しています
また、カルダリ連合や傭兵集団の間での絶え間ない噂によると、連合はこの技術のより細かい制御を強化し、惑星の重力井戸内でキャスターとビーコンの両方を操作するという問題を解決するための努力を続けているようです

以下、様々なニュースをお伝えします
・連邦防衛同盟はMurethandシステムを連合プロテクトレイトに制圧されるもAbuneシステム及びMercomsierシステムを制圧との報告
・CONCORDは主要各国間の合意に基づき、ハイセキュリティ宙域における『XLストラクチャ』の新設を禁止する措置を実施との報告
・Eugales IV及びVIの地表にいるSvarog Clade部隊が『消滅』あるいは『破壊』されたとの混乱した報告
・RJDとRSSは『Ashes of Turnur』過激派に対抗するための合同テロ対策タスクフォースに合意との報告
・連邦海軍が低軌道防衛衛星によりEugalesシステムの惑星の封鎖を実施との報告
・Upwell Consortiumがストラクチャ停止措置に抗議、『宇宙居留地化の地平を拡大し続ける』と誓ったとの報告
・Black EaglesのAnti-Warclone部隊が展開する中、SAROとDERAIL部隊が連邦海兵隊の護衛のもとEugalesから撤退との報告
・Eugales IV地表からのドローン映像により、反物質爆発ゾーンで『地下アーコロジーに甚大な被害』があったことが判明したとの報告
・Kanth Filmir首長将軍が『反乱者幇助』容疑で共和国艦隊士官5名に軍法会議を命令との報告
・CONCORDインナーサークルが『無許可の人工知能研究の脅威』についてYulaiの非公開セッションで議論との報告
・Celes Aguard大統領は議会上院が戒厳令を承認する中、Eugalesの惑星及び軌道の状況を安定させることを誓約したとの報告
・Kirkinen Risk Controlの撤退に伴い、State Peacekeepersが『ガレンテの無謀さ』を非難するメッセージをEugales居留地に放送との報告
・Aslan Ul-Qosh帝国宰相はMinistry of Internal Orderにミッションリクルーター襲撃事件の調査を命じたとの報告

以上、The Scope、Lina Ambre記者のレポートの翻訳をお伝えしました
今後も、詳しい情報が入り次第、New Eden Headlineはお伝えします
それでは、また次の記事でお会いしましょう

New Eden Headline編集長 – El Shionheart 訳・著

 

ありがとうございました!

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