※記事原文へのリンク(英語)
執筆者名(敬称略):El Shionheart
外交危機は深刻化、星間外交再編の時が迫っているのかもしれません
おはようの方はおはようございます、こんばんはの方はこんばんは
ニューエデンクラスター全体から伝えられる、今最もホットなトピックニュースをお伝えする『New Eden Headline』のお時間です
EST(ニューエデン標準時) 2/24 16:03発-
外交危機が深刻化する中、カルダリ連合がアマー帝国によるスパイ活動の証拠を発見したとの報告が入っています
Genesisリージョン、Yulaiシステムから伝えられるところによると、YulaiのCONCORD Assembly情報筋からの報告として、カルダリ連合調査団がいわゆる『恒星間シップキャスター』技術を開発するカルダリの取り組みに関する情報を、アマー帝国のエージェントが収集していることの証拠を発見したとのことです
カルダリ調査団は、ミンマター共和国の、CONCORD/EDENCOM合同技術情報タスクフォースを通してアマー帝国エージェントがスパイ行為を行ったという告発を実質的に確認したものと思われます
カルダリ海軍情報部の調査員は、代表取締役委員会議長であるAkimaka Saraki氏直属の極秘諜報・安全保障機関であるとされている『House of Records』の『Archive K』エージェントと緊密に連携していたと報告されています
調査団は、Isyukone CorporationのCEOでもあるCONCORDインナーサークル・カルダリ代表のMens Reppola氏が、CONCORD Assemblyの非公開セッションで提出する報告に使用する資料、データ、証言を収集したとされています
カルダリの調査結果が伝えられると同時に、皇位継承者の1人であるHamideh Kador女史が枢密院の会議、及び『女帝Catiz1世との協議』のためにアマープライムに呼び戻されたと報じられています
CONCORDインナーサークル・ミンマター代表のKeitan Yun大使は『独立した第三者によるEDENCOMとAG12技術モニタリングオフィスの完全な調査』を求めていますが、どの『独立した第三者』が適切な調査を実施できる立場にあるかは不明なままとなっています
CONCORDインナーサークル・ガレンテ代表のDevan Malate大使は『この事件は技術共有条約の賢明さとそれを遵守すること、そして一般的な星間秩序の維持の重要性』という連邦の主張を推し続けています
しかしながら、共和国の部族会議議員にして、CONCORD Assembly代表の1人でもあるTobias Efrit氏は、Airakenシステムで開催されるカルダリ・ミンマターの高官間の安全保障会議に向けて出発する際に、報道陣に対し、連邦の主張について『反吐が出るほど不誠実で、身勝手な偽善』と批判しました
次のニュースです
スパイ騒動に焦点を当てたカルダリ・ミンマター間の安全保障会議がAirakenシステムで開催されたとの報告が入っています
The Forgeリージョン、Airakenシステムから伝えられるところによると、カルダリとミンマターの政治、軍事、及び安全保障担当者がEDENCOM-CONCORDのスパイ疑惑が議題のトップであるとされるAirakenシステムで開催された安全保障会議に参加したとのことです
会議はHyasyoda CorparationのCEOであるAthonen Osmon氏が、AirakenⅣ-第3衛星周回軌道上にある同社ステーションで直接主催されているとの報告が寄せられています
カルダリ側の出席者には、カルダリ海軍情報部のメンバーや、House of Records Archive Kの極秘責任者などが含まれているとも報告されています
NOHのInternal SecurityやSuVeeのPeace and Order Unitの代表者も会議に出席していると報じられており、また、カルダリ軍に密接な完成であることで知られる傭兵コーポレーション『Zumari Force Projection』の創設者であり、カルダリ海軍の英雄としても知られる著名人、Minato Zumari氏も出席が確認されています
ミンマター代表団には、長年に渡ってKrusualの部族会議議員として活躍し、Shakor氏の盟友でもあるTobias Efrit氏や、Republic Security Services、共和国艦隊情報部のメンバーが含まれているとされています
また、RSSのPlanetary Security KhumatariatのチーフディレクターであるAllek Berialsh氏も、部族会議の代表者と共に出席すると報じられています
この会議にはHeika Torigo総督とKanth Filmir将軍が出席することも推測されていますが、現在までに確認されてはいないようです
これら2人の将校はカルダリ、ミンマター両国の義勇軍ウォーゾーンにおける作戦の総指揮官を務めていることで知られています
EDENCOM-CONCORDのスパイ疑惑が引き起こした深刻な影響と、それが連合、帝国の関係に与えた負担を考慮すると、カルダリとミンマターの外交接触が、星間同盟構造の再編を狙っているのではないか、という憶測もあるようです
次のニュースです
ガレンテ上院議員のKelen Ontbad氏とShaileen Ramnev氏らが事実調査のためIntaki Primeを訪問したとの報告が寄せられています
Placidリージョン、Intakiシステムから伝えられるところによると、YC122年のガレンテ連邦大統領選挙の候補者であったKelen Ontbad議員とShaileen Ramnev議員が率いる連邦上院議員団が『事実調査団』としてIntaki Primeを訪問したとのことです
この議員団はIntaki Prime全域の連邦軍施設を視察する予定ですが、まずVera en Sullacio主席評議員が議長を務めるIntaki議会執行部と会談することになっているようです
Ontbad議員は連邦ミンマター移民コミュニティで支持される連邦議会のベテラン議員ですが、Vherokiorの芸術家で、政治活動家でもある氏は、様々な部族や氏族からなる多くの人々の間で普遍的に賞賛されているわけではありません
Shaileen Ramnev議員は今年の上院五分位選挙で、LuminaireのGreater Arcurio方面小選挙区で当選し、以前に彼女が務めていたカルダリプライムのArcrio市長をカバーする議席を占めています
上院議員団のIntaki Prime訪問はSuvio Bellaron上院議員によって慎重ながらも歓迎され、氏は『私は、連邦軍がここで行き過ぎた軍備拡張をしていることを同僚議員達が見て、理解し、上院がAguard大統領によるIntakiシステム軍事化に抵抗し、これを巻き戻すべきだと信頼している。』と述べています
Intaki自治主義者のリーダーであるJonas Ivestara氏は、今回の訪問に、『議員団が連邦軍に協力的な議会執行部との対話に重点を置いていることを考えると、最も苦い実り以外の何物ももたらさないだろう。』と全面的に懐疑的な見方を述べています
以下、いくつかのニュースです
・共和国艦隊が新しいキャピタル艦とその護衛艦を受領する中、Amoのミンマター軍ステーションの建設は計画通り進行中との報告
・Mehatoorのアマー軍司令部と要塞の建設が新たな段階に入り、Sirdan xer Qosh元帥が新たに配備された艦船を視察中との報告
・Syndicateリージョン、DS-M4Qコンステレーションのカルダリ連合施設に対するGuristas Piratesの新たな襲撃が発生との報告
・Seroentis Corporationが組織犯罪団体と密輸業者ネットワーク間の領土協定を仲介との報告
・Angel CartelがDerelikリージョン、KehraraのNefantar工業組合コロニーを襲撃し、設備、資材を強奪との報告
・Blood RaidersがFabaiコンステレーションから大量のWarclones Blanksを輸送する船団を拿捕との報告
・Sister of EVEが提出した報告書によると、Sansha’s Nationインカージョンにより、SoshinⅥの惑星防衛戦が突破され、広範な被害発生との報告
・EDENCOM司令官のKasiha Valkanir元帥はインナーサークル議長によりCONCORD Assemblyセッションに出席するよう召喚されたとの報告
・トリグラヴィアン占領下、Pochvenリージョン、Valeからの報告によると、Svarog Clade突撃部隊による惑星襲撃が発生との報告
・SakentaⅤのカルダリレジスタンスより、『Perun艦隊と巨大なローグドローンの軌道上での戦闘』を望遠鏡で観測したとの報告
・RaravossのEDENCOMモニタリングステーションが『RaravosⅡサブオービタルゾーンでの大規模なエネルギー放出』を検出
以上、The Scope、Lina Ambre記者のレポートの翻訳をお伝えしました
以下、訳者による後記を併記します
カルダリがアマーによるスパイ活動の証拠を掴んだという報告は、ニューエデン中を駆け抜けています
これら報告は近日中にCONCORD Assembly非公開セッションで伝えられるものとみられていますが、これにカルダリ、アマー双方がどのような対応を取るのかは未知数なままとなっています
しかしながら、これに関係し、ガレンテ、ミンマターも反応しており、特に、ミンマターのTobias Efrit氏の発言は、ここしばらくのガレンテに対し批判的スタンスを取るミンマター上層部のスタンスを引き続き感じさせるものとなっています
また、並行し、カルダリとミンマターの外交的接触が急速に進んでいることは重大な注目に値します
政治、軍事、安全保障分野での会議がHyasyoda CEOのOsmon氏の手自ら行われるということから、この会議をカルダリ側が重要視していることは間違いなく、対するミンマター側も、政治シーンや軍関係者の出席が見られることから、同様と思われます
加えて、もし本当にTorigo総督、Filmir将軍が参加する場合、今般の外交危機の影響を受けて激化する義勇軍ウォーゾーンでの連携なども協議されるものと推測でき、これが4大国家成立以降継続されてきた、星間外交、同盟の構造の劇的な転換点となる可能性も示唆されています
また、ガレンテ政治シーンにおけるIntakiを巡る騒動も引き続き報じられており、Intaki Primeなどを巡る論争は未だ解決の糸口が見えていない状態となっています
こと、Ramnev議員はIntakiシステムの軍事化はガレンテ、カルダリ、Intakiにおける問題の根本的解決とならない、とAguard大統領に懐疑的な立場を以前に表明していることから、この議員団の本当の意図は読みにくいものとなっています
続けて、ニューエデン全域に渡って様々な組織が活動を活発化させている兆候が読み取れるいくつかのニュースが入っています
ミンマターやアマーは義勇軍ウォーゾーンにおける戦力増強を変わらず
推し進めていることが報告されており、また、主要4国と対立する海賊組織もそれぞれ異なりながらも動きを見せています
また、Sanshaインカージョンによる被害報告や、渦中のEDENCON司令官がCONCORD Assemblyセッションに召喚されたりと、それ以外のシーンからも様々な報告が入っており、特にPochvenにおけるトリグラヴィアンの活動の報告は以前から伝えられている報告を総合すると、見過ごせないものだと言えるでしょう
特に、SakentaⅤ軌道上で確認されたPerun Clade艦隊と巨大なローグドローンの戦闘については、以前にSvarog Cladeがローグドローンと協力し、何らかの大型艦船に類するものを建造している、との報告があったこと、また、トリグラヴィアンCladeはそれぞれ対立、交戦関係にあることを考慮すると、この巨大なローグドローンがSvarog Cladeに関係するものである可能性も否定できません
報道が伝えられるたびに、ニューエデンの星間外交情勢が悪化し続けているのを感じます
情報と情報を繋ぎ合わせ、不透明な未来を少しでも垣間見ようする努力を嘲笑うかのように、事態はエスカレートしており、一刻の油断すらをも許さない情勢、だと言えるのかもしれません
今後も、詳しい情報が入り次第、New Eden Headlineはお伝えします
それでは、また次の記事でお会いしましょう
New Eden Headline編集長 – El Shionheart 訳・著
ありがとうございました!!
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