どうも、書い人(かいと)です。
今回は自分が実際にプレイして気付いたリング戦での稼ぎ方や、損失を抑える方法について書きました。
※ある程度用語や戦い方を覚えた、脱初心者・中級者以上向けの内容です(専門用語を多用しています)。
自分なりのまとめなので、後日の書き足しや、別記事にして書く可能性は高いです。
(バンクロール・予算管理はちゃんとやっていることが前提です)
Contents
ハンドが強いとき(イージー・キル)
自分のハンドが十分強いときにじわじわベットしていき、バリューの獲得を狙うというのは最も王道の勝ち方です。
最終的なベットサイズ(オール・インするほどなのか、どうかなど)は状況によって調整します。
王道すぎるし、イージー・キルな状況はあまり書くことがありません。
この記事ではより特殊な状況を掘り下げて書くことにします。
ドンク・リーディングを避ける
ナッツ(その場において最も強いハンドのこと。わかりやすい例で言えば、ストレートフラッシュやフォーカードですね)の推測。
ただ、フォーカードなどは確率的には相当低いので、フルハウス以下の強力なハンドを、誰がどれくらいの確率で握っているのかを把握する技術のほうが、現実的な有用性は大きいと思っています
同じストレートでも、相手のほうが大きな数字を持ったストレートで負ける、
ストレートができたから安心したら、相手はフラッシュだった(スート(トランプのマーク)が3枚以上同じものが公開・コミュニティ上にあったら要警戒しなくてはならない)とか、
相手と同じフラッシュでも、相手がAやKを握っていてドミネイト(制圧)されていた、とか。
ドンク・リーディングとでも名付けましょうか(私が勝手に名付けました。シンプルにミス・リーディング・読み間違いなどでも良いです。
※追記:ドンクリーディングはフロップでのドンクベットを指すことがあるようです。まあ読み間違いが妥当なのかな)
危険なフルハウスの場合、最初は自分のスターティングハンド1枚とフロップの3枚中2枚でスリーカードができていたのに、ターンやリバーでそれを超えるサイズのペア2枚ができた、という状況です。
※実例(リバーで降りたほうが良かったやつ)
スリーカードでベットサイズを上げたのに、より強いフルハウスが作られて逆転される、などです。
わりと起きるので、やはり警戒を怠ってはダメかと思います。
ブラフ、コーリングステーションを刈り取る
コール数の多いプレイヤー、いわゆるコーリングステーション、
ベットサイズの大きいブラフベット・ブラフレイズを頻繁に仕掛けてくるプレイヤーは初心者に多く居ます。
勝手にベットサイズを上げてくれる分、半ば自動でバリューを取りやすいです。
コーリングステーションは、最終的には誰かがハンドをドミネイト(制圧)している状況になれば、オール・イン勝負などで比較的簡単にPotを奪われやすいプレイヤーになります。
派手な戦いになりやすく、途中でフォールドしなくてはならない場面も多数ありますが、当該プレイヤーはあまりリバーで降りてくることは少ない印象です(相手ハンドや完全な勝敗を最後まで見たいプレイヤーなど、初心者ですね)。
特に弱い(初心者やティルトを起こしている)プレイヤーは予期しないオール・インなどをしてくることがあり、ある程度まともなゲーム進行の障害になります(どうプレイするかは自由ですけどね)。
弱者を刈り取ろう!! と思いすぎて、
コーリングステーションにコール→第三者プレイヤーにレイズなどをされる→コーリングステーションと自分が、第三者プレイヤーにPotを奪われる。
という展開が(あくまでも、この場合は)最も精神を削ると思います(経験済み)。
他のプレイヤーが仕留めるのを待つことも大事です。
自分の手で退場させるのは、運が良いときだけで十分じゃないかな。
弱いハンドで勝つには?
こちらのハンドが3~8程度で連番になっている(34や56、78など)などの状況でも、そこまで分の悪い賭けにならない方法があります。
このやり方を試す場合、自分のポジションは、プリフロップで最後の席順となるBB(ビッグブラインド)、またはフロップ後の最後の席順となるディーラーが良いと思っています。
参加プレイヤーが1~3人程度の少人数でリンパーがおらず、自分がポジションの後半でコールをします(※ポーカーチェイスの卓は最大6人まで入れます。9人入れたりするときついかもです)。
リンパーがいないということは、相手は10以上の数字を持っている可能性が高く、フロップ・コミュニティカードが全体として弱かった場合(2~9あたりが、バラけて出るなどが理想。スート、フラッシュへの想定は状況・他のプレイヤーのベットサイズで判断します)、自分が弱いストレート、あるいはワンペア、ツーペアを作れる可能性が高まります。
相手が弱めのポケットペアだった場合はスリーカードなどを作られてキツいですが(AAなどもやはりキツいはきつい)、ベットサイズを見極めればある程度は危険を避けられます。
こちらのハンドが好転していれば、ドンクは基本的に避けて、ベットを仕掛けます。
ターン、リバーで弱い札(弱いハンドでINした自分からすれば、都合の良い札)が引き続き落ちるのが理想です。
逆に10以上が落ちた場合、フォールドを検討する必要が出てきますので、自己判断でお願いします。
腕の見せ所ですね。
奥義:ちゃんと降りる(損切り)
フォールドする(そのゲームから降りる)がしっかりできて、それ以上の負けを排除・いわゆる損切りができるのは大変賢いです。
度胸も根性もあり、損得勘定もできるわけです。
Potサイズが大きいときに降りるのは大変です。
欲に勝ち、バリューなど(期待値・EVやエクイティも?)を計算し、当然のように降りる。
こちらがスリーカードなどを持っているときに、相手が大型ベット、組み合わせ的にフラッシュやストレートも有り得るときなどは辛いですよね(なんとかして降りたい)。
それまでのプレイヤーのプレイング・スタイル、ポジションなども大いに関わってきます。
あとがき
他にも、
よりポジションを意識していく(ハンド以外も考えられるようにする)、
ブラフ・セミブラフを混ぜ込んでフォールドないし、場を混乱に導いて精神的なドミネイトを仕掛ける、
勝負に負けて持ちメダルがバイイン未満になったら(マックスバイインが前提です)、即アドオン(メダルの追加)をし、勝ったときの利益を最大化する、
などもありそうです。
短時間で判断する技量や、秒単位のベット額の感覚(スナップコールまたは即レイズ。あるいは強いときにわざと何秒か掛け、考えるフリをする。
逆に、状況判断に時間がかかってマージナルハンドだと見抜かれそうだったら降りる、とか)、
なども大事な場面があります(感覚に寄り過ぎていて言語化しづらい)。
ちゃんと書けそうなら、やはり追加の内容や別記事で書きたいところですね。
ありがとうございました!!