創作の上では、省略禁止
昨日の徒然日記4では、作家の夢を諦める旨を書いたのだが、寝て起きてみると夢で小説を書いていた。
それも、今までよりもだいぶわかりやすく。
省略禁止、という文言を常に頭に置いておく、という執筆スタイルだった。
なにせ私は、小説を書くには思考が飛び飛びになりがちな、正直作家に合っているとは言い難い思考タイプの人間である。
まあ正直、『具体的に書く』というのを、ここでは省略しているので伝わっていない可能性が高い。
プロットや本文を、ちゃんと練っていこうと思う。
頭の回転が速いことによる、もどかしさ(弊害)
なんでこんな簡単なことがわからないんだ、というアレである。
天才(頭の回転がはやーい)ムーブやね。
実際、自分の中ではあまりにも前提であることをあらためて表現・説明せよ、とするのは非常にしんどい。
言語化するより、自分の頭の情報(の一部)をそのまま送信したくなる。
それができないから、コミュニケーションというものがあるわけなのだが……。
お題(例題)文章
例えば、
『プラズマ攻撃で敵の装甲を融解させる』というたった一文を、SF・アクション小説風に書いてみようと思う(登場人物は”サン”ということにしておこう)。
“サンが手に持っている、全長三〇センチほどの大きな拳銃型の武器――ここまで来ると兵器と言ったほうがいいかもしれない――から、眩い、青白い閃光が出現する。
黒光りする銃口からは、極大の白。プラズマの光だった。
原子から電子が分離した状態のプラズマが生成、数千℃をゆうに超える超高温が雷速で射出され、敵の装甲の前面に砲弾となって着弾する!!
そのプラズマ弾は、直径一〇センチメートル弱ほど。まばゆく輝いているため、それより大きく見える。
超合金の敵装甲は、まるで薄紙だった。まるで、炎天下に放置されたバターに、さらに強火のバーナーの直火を浴びせるような振る舞い、いやそれ以上だ。
敵の前面装甲から中心部までは、もうはや、蒸発して丸い穴が空いていたのだから。”
もっと細かく、敵や味方などの配置(戦闘の状況)などを書くことで、より文章は多くなるように思う。
登場人物の設定も、細かく書くことで読者に感情移入してもらうことは可能だろう。
もっと根本的な、『自分の小説は面白いのか? 書く意義(意味)はあるのか?』ということも自問自答してやっていきたい。
ありがとうございました。