フレーバー・テキスト(FT)について
カクヨムで執筆中(日記投稿日時点では、まだまだしょぼいです)。
フレイバー・テキスト(FT)というのは、トレーディング・カードゲーム(TCG。MTGとか遊戯王とか、デュエマとか)にある文章のこと。
カードの能力や効果とは関係がなく(カードに準じているという意味では関係がある、けど重箱やなあ)、ただ背景ストーリーや台詞などを書いたものになる。
上のアイキャッチ画像のやつ(MTG・マジック・ザ・ギャザリングになります)とか、『最後の言葉』の最後の2行とかですね。
自分が書いている内容は、タイトル(お題。カード)名とFTのみで、1種類のお題に対して複数のFTを付けることもあります。
昔からFTが大好きだった
特にMTGには印象に残るものが多く、
『暗黒の儀式』
“「ファイレクシアは虚空から生まれた。 機械の父、偉大なるヨーグモスはその完成された形を予見なされた。 かくして『偉大なる進化』が始まった。」
———ファイレクシア経典”
(自分は2枚持っており、古い方のFTは、ファイレクシア経典→ファイレクシアの聖句になっています^^ 多分、小学生か中学生のときに親に買ってもらった内の1枚なんだろうな。
新しい方は、MTGを題材にした青春漫画『すべての人類を破壊する。それらは再生できない』5巻のプロモ・カード、付属品です)
『強欲』カード(紙のカードで持って、コレクション中。画像データがネット上になかったですね)。
“ある参謀が、どのぐらい金があれば十分だろうかと西の聖騎士に尋ねた。「”十分”なんてことを考えるような馬鹿は必要ないんだ」と彼は参謀の死体に向かって言った。”
FTはカードゲームのストーリーを語る上では欠かせないくらい重要なもので、あれこれ想像・妄想して、私の頭の中で物語を作ることが大好きでした。
美麗かつ意味深なイラストとFTが織り成す、ポエム的な極小の物語、世界。
独特な世界観の半分前後は、まあ自分の想像の産物かもしれないけれど、本当に大好きでした(今も好き)。
オリジナルのTCG(カードゲームのルールやカード)を考えるのは昔から好きだったのと、時間や労力をかけて物語(小説など)を書くのには、どうにも向いていない頭をしているので、適性があるといいなあ。
ありがとうございました。